バナナの皮は滑りやすい

思ったことを書くだけの日記

お馬鹿な女子高生の歯折れ事件の続き

 

 

始発で出会った睡魔兄さんについての投稿にコメント頂いて

お相手のページに飛ばせてもらったら

 

「アカウントが存在しません」と表示されて身震いしております。

 

まさか、菓子折りお兄さん...?

 

 

 

 

 

お兄さん!私です!!!(やめろ)

 

 

 

 

 

どうもバナナの皮です。

 

 

 

昨日の闘傷日記の続きです。

 

病院で顔面ガーゼでベタベタになった私は家へ着き

とりあえず疲れただろうと母親から飯を手渡された。

 

 

口に飯を入れた途端、激痛が走った。

 

そりゃそうだ。顔面半分負傷してるに加えて

 

 

歯ねえんだもん。

 

 

食べれない旨をママンに伝えると「そりゃそうやろ」と。

 

 

 

...ママン?

 

 

 

 

 

結局固形の通常飯を食えなかったので

バナナを刻んだり肉を刻んだりと

まるで前歯がないハムスターである。

 

寝る前に鏡を見た。

 

傷だらけではあるがガーゼで隠れており

まだ腫れもそこまで無く

 

 

「まぁなんとかなるやろ」

と安易な考えで疼く顔を上に向け、私は寝た。

 

 

 

問題は翌日である。朝起きて鏡で顔を見ると

 

 

 

 

 

何だこの化物は。

 

 

 

 

 

 

ガーゼが血まみれになっており

私のピチピチフェイスは一夜明けたと共にまるでレザーフェイスのようにになっていた。

 

左側まで侵食してパンパンである。

 

口を開けると勿論歯は無い。

 

 

人生詰んだと思い鏡に写る自分を見て少し泣いた。

 

 

 

昼間、友達数人が駆けつけてくれた。

 

お見舞いに、と買ってきたのは100%オレンジジュースとポテトチップスである。

 

 

馬鹿野郎!と心の声が漏れそうになったがまともに喋れないので言葉を飲み込んだ。

 

 

とりあえず買ってきてもらったので一口飲んだ。

 

 

 

 

 

解ってたよ。染みるって。

 

 

 

 

発狂しそうな私の顔を見て友達は奇怪な目でこちらを見ている。

 

 

 

その目やめろ。

 

 

 

そこでまたママンの登場である。

 

粉々に切ったサラミを皿に盛り付けてきたのだ。

 

それを私は爪楊枝で刺し、左奥歯の方向に押し込む。

 

 

 

「痛そう」

 

友達が呟いた。

 

痛そうちゃう、痛いねん。

 

 

 

 

 

そこから何かとあったが

3ヶ月かかって私の顔はなんとか復元した。

 

前歯は勿論、差し歯である。

 

今でも酒を飲むと右目の下に人には解らぬ程度にうっすらとアザが出てくるが、それもまた生きた証だろう。

 

 

 

何が言いたいって

 

若さってすごいよねってお話でした。

 

 

 

今日も頑張ろう。