バナナの皮は滑りやすい

思ったことを書くだけの日記

指からマーライオン、口からマーライオン

 

 

 

どうも、バナナの皮です。

 

今年最後のお休みです。

 

(今月あと20日もアルンダケドナァ)

 

 

 

 

昨日、職場で魚の頭を落とそうと思ったら手滑って指を落とそうになりました。

 

人差し指の爪の下辺りを結構深く切ってしまいしばらく血が止まらなかったのですが

「爪にライオンの顔書いたらマーライオンみたいになるかも...!」と閃き

パートさんにその旨を伝えると頭抱えてました。

 

 

 

 

 

 

お題「わたしは○○恐怖症」

 

 

 

世間は忘年会の季節なわけで

昔は何回今年のこと忘れんねんってぐらい忘年会いったけど

若い頃は酒の飲み方も解らない。

 

 

 

そんな中、宅飲みでの忘年会があった。

 

何を思ったのか早飲み対決が始まった。

 

バカにはバカが集まるのだ。

 

 

 

1時間で何杯ビールを飲めるか対決である。

 

 

 

 

ビールの味など勿論わかっちゃいない。

 

ノリと勢いで買いまくったビールが冷蔵庫で出番を待っている。

 

 

何に熱くなってるのか解らないが盛り上がる友人に囲まれながら

戦いのテープを切った。

 

 

1vs1の戦いだ。相手は男である。

同時にスタートを切り、お互いの飲み具合を横目で確認しながら同時におかわりを友人に頼む。

 

 

 

 

男には負けねえ

 

 

 

 

 

野心に火がついた。

これ、勝ったからと言って特別何があるわけでもないが全てにおいて若気の至りである。

 

 

 

 

30分飲み続け相手のペースが落ちてきた

 

 

 

 

 

「キッツ」

 

 

 

 

 

 

勝ったと思った。

 

その頃には「飲める私カッコイイ」状態になっていた。

私の飲みざまを見せ、尚且つペースを落とさずに自己新記録を叩き出そうとしていた。

 

 

そもそもそんな記録存在しないのにだ。

 

 

 

6杯目頃になると「バナナ大丈夫?」と心配の声もあがっていた。

 

大丈夫と言ったつもりだが恐らく呂律は回っておらず

周りは底辺を見るような目をしていた。

 

ただその視線さえも酒に侵されナルシストになった私には居心地が良かった。

 

 

 

1時間に差し掛かろうとした頃

敵が「もうバナナの勝ちでいいからそろそろ辞めとこ」と私の手を止めにかかってきた。

だがもうここまで来たら爆裂反抗期である。

 

 

 

 

 

このへっぴり腰が、私は時間いっぱいまで飲むから黙って見とけ

 

 

 

 

 

そう思った矢先

 

 

 

 

視界が歪みだした。

 

 

 

 

 

歪む視界に激しく襲ってくる吐き気

 

喋ると同時に何かが出てきそうになった

 

首を動かすのもやっとである。

 

 

 

 

私は一時停止した。

 

 

 

 

 

周りがバナナをトイレにぶちこもうと腕を掴んでくる

 

 

 

 

 

 

やめろ動かすな

 

 

 

 

 

周りの手を振り払い私は沈静化した。

 

 

 

 

そのあと、何分沈静化したかは解らないが

 

 

 

「今だ」

 

 

と頭の中に信号が走った。

 

 

 

 

私は目を開け、猛ダッシュでトイレに駆け込んだ。

 

 

 

 

 

だが私の信号は間違えていたのだ。

 

 

 

 

 

 

通路にゲロをぶちまけながらトイレに向かった。

 

 

 

 

ゲロードが誕生した。

本場のマーライオンも顔負けである。

 

 

 

幸いにも私宅での飲み会だった為

誰かの家を汚したわけではないのが唯一の救いだった。

 

 トイレに到着したころには身体中から異臭を放つ怪物と化していた。

 

友達がトイレに介抱しにいこうにも通路には私が作り上げたゲロードが足場を遮っている。

 

 

 

 

トイレで嗚咽を吐いて泣いている家主

ゲロードに遮られ悪臭たちこめる部屋の中に隔離された友人たち

 

 

 

 

 

地獄絵図である。

 

 

 

 

 

私はその日を境に5年ほどビールが飲めなくなった。

ビール恐怖症になったのだ。

 

 

自業自得である。

若いから、となんでも出来ると過信していた自分を殴ってやりたい。

 

今は付き合いの乾杯ビールを飲める程度までは回復したが

未だにビールへの抵抗は強くある。